行動原理
2023年のふりかえり書いてたときに、行動哲学をまとめたら意味があるんじゃないかと思ったのでまとめます。「行動哲学」というとなんか大袈裟なので、「行動原理」ぐらいで。
こういうのをまとめておくと、人生の大きな選択をするときの指針にはなるのかな。
あと少しずつ変わっていくところでもあるので、10年単位ぐらいでふりかえってみると、自分の変質がわかるようになるかも。
まず箇条書きで提示した後に、各項目を詳述します。
行動原理
- 面白いと感じることをやる
- なるべく休んで元気な状態を保つ
- 感覚を重視する
- なんでもやってみる
- 賞を避ける
- 小説の新人賞で人生をムダにしたから
- さっさと公開する
- プレイヤーでいる
- 評論家にならない
- 競争の中に身を置く
- 市場に問いかける
- きちんと金を稼ぐ
- 最低限の生活費ぐらいはないと何もできない
- 早めに親の扶養から抜ける
- メキシコ人漁師の物語を意識する
- 本当にやりたいことを後回しにしない
- 木こりのジレンマを意識する
- 新しいテクノロジーに適応する
- 専門家の最前線をなるべく追う
- 一生斧研いでても仕方ないので研いだ斧はすぐ試す
- 本当に価値のあるものを目指す
- 自分で納得いってないものは結局良くない
- 他人の評価を自分の行動指針にしない
面白いと感じることをやる
ここが一番大事かな。
面白くないと感じることを耐えて続けてる時点で、何かが良くないんだと思うんですよね。
あと体調・精神状態が悪いときは何しても面白くないので、前提としてある程度の元気はいると思います。
賞を避ける
なんちゃら新人賞みたいなのいっぱいありますけど、これは避けた方がいいと感じます。それより早く完成させて、公開する方がいいです。
マンガとか小説とか、その手の新人賞は、選考に乗って、結果が出るまで公開できません。で、落選したら公開できる……ってなりますけど、落選した時点でケチがついてるので、少なくとも俺は公開する気になれなかったなあ。
イマドキは創作物をネットでお手軽に公開できるサービスいっぱいあるんで、すぐ公開するのがいいです。
問題は人気出ないと全然見られないで無視されるので、じゃあもっと見てもらうために賞取って箔をつけよう!みたいな話になるので、この辺はぐるぐるするのかも。
プレイヤーでいる
何もしてないのに視点だけ神の視点を持ってる人間というのが世の中一定数いて、そうなるのを避けるためには自分が何らかのプレイヤーで居続けるのは重要です。
あとは価値観として、手動かしてる人間が一番偉いというのがあるかな。これは人によるかも。
きちんと金を稼ぐ
理想がどんだけ大きくてもいいけど、結局は最低限金がないと、実現できない。
親に養ってもらうのも借金も前提によっては別にいいけども、俺はあんまりやらない方がいいと思うかな。できれば。
メキシコ人漁師の物語を意識する
有名なネットのコピペで、出典がよくわかんない。
金を稼ぐことは人生の最終ゴールじゃない、というのが要点だと思うんだけど、時々思い出すとバランスが取れるかな。
木こりのジレンマを意識する
「忙し過ぎて斧を研いでる暇なんてないよ!」のやつですね。
俺はどちらかというと性格的には道具がボロボロになっても使い続けるタイプなので、意識して道具をアップデートしないといけない。
あとモノだけじゃなくて、知識やスキルの方もアップデートが大切。
本当に価値のあるものを目指す
これは俺の個人的な思想なんだろうけど、ひとときの流行に乗っかったものよりも、普遍的な価値を放つものを高く評価する傾向がある。
古典には安定した価値があると思う。
これはなんか知らないけど、割とずっとある価値観だな。
流行に乗らないものを好んでたけども、最近気づいたのは、古典作品というのは、けして純粋なオリジナルじゃなくて、色んなものの影響を受けていて、丹念に分析するとその時々のトレンドが吸収されてるってところだな。トレンドを自分なりに咀嚼して、個性につながる。本当の意味での個性は受け手が理解できない。そんなことは思う。
(了)