2022年前半戦を終えて

2022年もはじまって半年が過ぎた。半年やってきて感じていることを書く。

やったこと

年末が会社の開発と個人開発でめちゃくちゃ忙しくて消耗していたので、2022年はローギアで入ることにした。

2022年入ってから、なんとなくボカロやろうと思って、初音ミクNT買って、1〜3月に2曲つくった。思ったほどバズらなかったのと、仕事が普通に忙しくなったので、そこからDTMからは遠ざかった。ホントはもっとやりたいと思っている。

音楽が小説の次になるかなあと一瞬思ったけれど、それも厳しいのかなと思った。

あとそれなりにゲームやった気がする。ボンバーマン、Fall Guys、Oculusのバイオ4、プーさんのホームランダービー。

2021年の反省を活かして、年末年始は運動しないことにした。そのおかげで1月中は体の調子が良かった。ただ2月に入ると、右膝に違和感が出て、それが続いた。3月くらいがピークで、その頃はランニングを中止した。痛みというよりは、痺れとか引っかかりとかたまに電気流したような感じとかだったので、たぶん炎症なんだと思う。

膝痛の影響で運動習慣を見直すことにして、負担の少ない水泳を入れることにした。GWに駅前のプール付きのジムに入って、平日は走るのではなく、そっちにしている。

会社の仕事的には4月、5月に大きめの開発やって、なかなか追い詰められていた。でもなんとかリリースまで漕ぎ着けて、6月からはすこし落ち着いたかなという感じ。転職してようやく一つ大きな成果が残せたので、ひとまずは良かったかな。

基本的には本能のまま、面白いと思うことをやるようにした半年だった。けどなんかいい感じとは程通った。

漠然とした停滞感

4月くらいから、漠然とした停滞感に悩まされるようになった。仕事はちゃんとやっていて、仕事内容にも納得している。ソフトウェアエンジニアとして成長している感じはする。けどなんか足りない。何が足りないのかもよくわからない。

この上手く言語化できないモヤモヤ感は2016年くらいの時期に似ているな、と思った。あの頃は新卒で入った会社で3年目になって、色々仕事が上手くやれるようになったけど……という時期だった。今がiOSエンジニアとしてメシを食うようになって3年目なので、飽きが出てくる時期でもあるのかもしれない。

小説の新人賞への投稿をやめた、というのが、停滞感の直接的な原因だと思う。なんか創作世界との接点は持ってたい。音楽やってみたり、ゲームつくろう(こっちは未遂)としてみたりしたけど、あまりしっくりは来ていない。

本業の仕事でちゃんと金稼げているので、個人活動の方はもっと全力でやりたいことやる、みたいなスタンスで臨みたいんだけど、どうしてもやっていくうちに変なストイックさが出て、もっとバズりたいとか、賞を取りたいとか、そういう欲が出てしまう。それで辛くなって、楽しくなってしまう。

文章との距離感

2022年入ってから、本当に文章を書いてないし、読んでもいない。それはそれで楽になったけど、同時に何もなくなったような感じもした。

この半年のふりかえりの文章なんて、一時間あれば書けるレベルだと思うが、これですら何日も先延ばしにして、たぶん書こうと思ってから一週間以上たっている。

文章書くというのは、たぶんそれ自体がなんらかのセラピーみたいな効果があって、メンタルに何らかの影響を及ぼしていたと思われる。思考を整理するとか、深化させるとか、そういう要素は確実にある。あるいは友達に愚痴って、別に状況が変わったわけではなくても、なんかすっきりするみたいな、そういう効果は最低限ある。

テキストを書かなくても別によくなったけれど、やっぱ文章書くというのは、俺の一つのアイデンティティーなんだなと思った。

技術用語だけ呪文のように唱えていれば、感情的な批判からは自由でいられるけど、それもまた俺のなりたい姿とは違う。技術的な会話がちゃんとできるのは大事だが、そこに逃げこむようになってはいけない。

すこしずつ戻ってきた日常と非日常

7月入ってから感染者数上がりつつあるが、2022年前半は比較的新型コロナの感染者数は落ち着いていた。マスクをしたままではあるが、色んなイベントが以前の近い形で開催されるようになった。2年前の状況を考えたら、ずいぶんマシになった。

コロナ前にやってた、平日忙しく働いて、長期休暇で旅行行ってリフレッシュして回復するという、日常と非日常のバランスが、ちょっと取れるようになった。海外行くのは難しいが、国内ならタイミングを見れば旅行できる。5月に北陸へ3日、6月に沖縄へ4日の旅行をしたが、特に6月の方が良かった。非日常感を摂取する、というのが、俺の中にある色んなものを回復させてくれた。

コロナ前、当たり前に何も気にせず旅行に行けたのはチートだと思う。

ソフトウェア開発について

ソフトウェアエンジニアとしての話。

この半年ぐらいで、2つ大きな開発タスクをやった。1つは年末の個人開発で、もう1つは会社。どっちもとりあえず機能をつくるというのはできたが、粒度が大きすぎて、自分でも不具合がどこで起きるかわからずに不安という状態になった。

開発タスクが小さいときは、コードベースを自分の脳内でだいたい把握できているけど、大きくなるとムリになる。

アプローチとしては、教科書的には大きなタスクは小さなタスクに分解して、扱いやすくして処理するというのが鉄則だが、現実問題、分解しづらいときもある。

そういう状況に対処するために、設計とテストが改めて大事だなと思った。今後の俺の技術的な課題として、ここは伸ばしていこうと思う。

個人開発に関してもちょっと悩みがあって、人の役に立つものを何かつくりたいと思っているが、特に思いつかないので、結局PoP(Pieces of Paper)shetommy.com以降何もつくっていない。PoPを地道に改善していくのも粛々とやっていくが、ぼちぼちこのアプリも俺の中で役目を終えつつある感じもして、次に行きたい。が、アイディアがない。

理想はちょっと勉強すれば、めちゃくちゃ便利なアプリができる、みたいな技術スタックを発掘して、いい感じにつくることだ。PoPのPencilKitがまさにそんな感じだった。でもなかなかそんなのってないよなあ。

価値があることに時間を使いたいという思いが、やや行動の重しになっているのを感じる。

行動の重しになっているもの一覧

何が行動を止めているかなとつらつら考えてみる。

  • 会社の仕事をちゃんとやる意識
  • 仕事終わったらパソコン触らないようにする習慣
  • 飲酒習慣
  • 価値があることに時間を使いたい
  • 年齢から来る焦り
  • せっかく時間使ったなら対価が欲しいとか、バズりたいとか、そういう邪念
  • 時間がないという気持ち
  • 中途半端なことしたくないから着手しない
  • 総合すると、会社と酒辞めて、自分が価値を感じるものをつくることに時間を使う……となるんだけど、別に会社の仕事で価値を感じるものつくってるので、そこは良さそう。というか自分が価値を感じるものをつくることってなんだ。禅問答みたいにはなりたくないな。

    2020年、2021年と年一で大きめの成果出せたが、それと比べて、2022年で何かできそうな気があんまりしてない。

    なるべくならなんかしたいが、次のアクションを探す年、というのがあってもいいのかなともぼんやり思う。

    人生ではじめて蕁麻疹出た

    6月に入って、仕事落ち着いてきたのでプライベート充実させるかということで、横浜スタジアム行ったり、平日飲んだりしてたら、自分のキャパ以上に疲労が溜まっていたらしく、土曜の夜に蕁麻疹出て焦った。

    日曜にやってる病院に行って、なんとか薬もらえて、症状自体はすぐにおさまった。最初何かのアレルギーかと思ったが、その後同じ食事しても平気だったので、どうも過労だったっぽい。

    そんなにヘビーに活動したつもりもなかったが、Apple Watchのカロリー消費見ると、一週間600kacl超えの日が4日あって、他3日も300〜400kaclとなっている。

    その経験から、休養について見直すことにした。

    正直ウォーキングや水泳は運動強度的に甘く見ていたが、激しい運動と組み合わせると負担になるみたいだった。

    どうしてもApple Watchのリング閉じたくて、どんなに疲労感あってもウォーキングくらいはしていたが、今後は完全に休む日というのを増やしていく。

    四半期の最後の一週間をノートレウィークみたいにしてみようと思う。

    とりあえずやりたいこと

    まずAndroidとReact NativeでOne Week Challenge をやりたい。これは来週からもうはじめようと思う。とりあえずAndroidから。

    テキストもちょこちょこ書いていこうと思います。そのとっかかりとして、この記事。

    (完)